数学
この前ちょっと時間があったのでまたしてもブックファーストへ。
ここでまたマニアックな本を買ってしまいました。
タイトルは「リーマン博士の大予想 数学の未解決最難問に挑む」。興味の無い人には全くときめかない話しだろうけど、これは今世界中で熱い数学の問題の一つで、解けたらずばり１００万ドルの賞金まであるという代物なのである！個人的に以前から興味のあった分野だったけど、あまりにも専門的知識が必要とされる本が多い中、こいつは多少簡単そうだったので思わず買ってしまいました。
で、この本の最難問がどういうものなのかというと、昔あるエライ数学者のリーマンという人が予想した数式があって、それがもし証明できれば、なんと
「素数の謎が解ける」のだぁ！！
（ちなみに素数という存在を忘れた人に説明するなら、自然数の中で１と自分以外では割れない数字の事ね。例えば、３，５、７、１１、１３とか。思い出しました？）
実はこの「素数」、昔から色々と議論されてはいるが、未だどのように分布しているか、つまりどのような規則性があるかがはっきりと分かっていないのよ。
・・・。
ホントどうでもいい話だよね。
実際に本の中にも書いてあるけど、例えこのリーマン予想というのが証明さ
れても人類の役には全くたたないのである（笑）。そりゃそうだ。素数なんて俺の生活には一切関係ねーし。それよりビガーパンツの研究をやってもらった方が俺には助かるもんだ。
しかしである！全く役に立たないのを百も承知で知的好奇心をもつ世界中の崇高な数学者達が死ぬ気でこの問題を一日中考えているのである。そう、その原動力は決して金ではないのである。本の中の著名な数学者達へのインタビューの中では「私はあんな１００万ドルの賞金なんかいらない。そんな賞金があったからと言って研究が進むわけではない。賞金を出す機関は他の使い道を考えた方が良い」と言い放っているのである！こりゃすごい！頭のいいヤツの考えていることがよく分からんとはよくぞ言ったもんだ。
でもそう思うと同時にこういう純粋な気持ちをもって研究に没頭してる人っていいなあ、ともちょっと思ってしまうね。最近は目先の金のことに左右されてしまうことが多いので。。。
いずれにせよ、まだ読み終えてないけど、案の定後半はかなり難しいです（笑）。ちょっくら頑張りますわ。
ってなわけで三連休は普段の恥骨勃起芯より知的好奇心に没頭した数日でした。おやすみー