中国脅威論

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中国。

最近の報道ではやっと「知識」の集合体としての中国がよりフォーカスされてきたと感じる。
以前はあくまでも「安い労働力」にフォーカスされてきたけど、BusinessWeekにしろ、
日経新聞にしろ、最近はもっぱらR&Dなどの記事が目につく。

まああれだけの人口がいて、それで尚かつその中で競争原理が働けば、かなり凄いのは
火を見るより明らか。経済が開放される以前から中国では英才教育制度があったので、
そういう結果が数学オリンピックとかの結果を見れば日本との差が一目瞭然なのよね。

1998年から2004年のだけの7回を見てもなんと中国の優勝回数5回!
日本なんて毎年10位前後で推移してる。中国すごくない??日本どしたぁ、頑張れヨ!!!
(もちろん日本の参加者を責める気は毛頭無し。かくいう自分は高校時代に予選に応募して
 12問中6問正解で予選パスのところを泣く泣く5問正解で落ちました。。。)

しかも昨今の日本は「ゆとり教育」とか言っちゃって、今の小学生なんて円周率が
「およそ3」って教わってるんだぜ!!!???
そんな国民が英才教育受けている連中に勝てるわけがねえよ!!
多分中国のエリート小学生なんて、小学生のくせに微分積分とかやってんだぜ!?
cos、sin、tanなんて朝飯前だよ絶対!!(妄想)

やっぱね?、日本はそろそろこの中途半端な「共産主義」的な思想から脱したほうがいいかと。。
話がずれるけど、人間に与えれている権利というのは平等ではあっても、能力は平等では
ないんだよね?。だからできる人にはどんどん教育すればいいと思うし、そういうのを
受け入れる土台を国民の意識でもつべきだと思う。日本は「英才教育」とかってなると
すぐ「ひいきだ」とかそういうアホな発想するオバチャンがでてくるからなあ。
そういうオバチャンのガキはえてして出来が悪いんだけど。。。(笑)

まあ、話は戻るけど、数学業界全体で見ると、中国のそのベースとなる力は最近やっと
欧米諸国に追いついてきたということらしいけど、得てしてブレークスルーってのは
総合力よりもむしろ個人の能力の方が大きいと思うので、今後の知的財産における中国の
脅威を切に感じる今日この頃。
安易に中国にR&D部隊をつくる会社が多い中、(MicrosoftのXBoxのグラフィックチームは
中国にでっかいR&Dセンターがあるそうな)日本はどうあるべきか。優秀なR&D部隊を
安く雇える中国という市場は魅力的だけど、果たしてそれがその次の10年の国益に
つながるのか?「物作り」の日本はどうなるのか?
キャノン、シャープとか今好調な電機メーカー各社は日本に生産の拠点を戻しているようだけど、
それが5年後に吉とでているか、凶とでているかがすっげえ楽しみです。俺の予想では
「やっぱりダメだった」ってなると思うんだけどね。そりゃ日本人という方が国民性的に
器用、まじめ、とかあるかもしれないけど、それ以外の部分、つまり税金、部品費、物流コスト、
物価、保険料とかでこのままだと勝負できないんじゃないかと思うね。日本の実効税率、高過ぎ。

ってなわけで50年後に中国がどうなっているのか。
そして中国の次の脅威は一体どこの国なのか。
それともそもそも「国」というイデオロギーが今後存続していくのか。
非常に興味があります。

資本主義の真価、そして進化がここ数十年問われると思う。
ああ、適当に書いてたら何が言いたいのか分からなくなってきたのでもう寝る。おやすみ。

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Posted by rakeem