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本日は一日も早い社会復帰を実現すべく、8時に起床。
そのまま10時の待ち合わせに間に合うように渋谷へGO。
渋谷で駐車して待ち合わせ場所を確認すべく携帯メールを見ると、
なんと待ち合わせは11時 _| ̄|○
適当にハンズやサクラヤにて時間をつぶし、11時に友達と集合。FRAMESというカフェにて軽く4時間ほど議論。なかなか有意義な会であったが、余りの長居に途中で追い出される。
夜の用事まで3時間は時間が余ったので、そのままBook1stに一人で直行。ここは以前から興味のあったこの本の立ち読みならぬ、座り読みを試みる。Book1stはどういうインテンションかは分からないが、なぜか椅子がたくさん用意されているからこういう芸当ができちゃうのよね。
で、感想。
まあ普通におもしろいね。大賀元社長をかなりボロクソに書いていたが、俺も個人的にはすごい同意。ただ余り出井会長について書いていなかったのが印象的。まあ著者的には出井会長は前任の経営者の負の資産を片付けるのに精一杯だった、ということか?まあその辺はあくまでも俺の深読みなので、彼の意見は結局は分からないが。。。
ちなみにこういう経営者の本を読むと、経営者というのは次世代の経営者に対してやはり『負の資産を残してはいけない』、と感じる。逆に着任したばかりの経営者は、もし負の資産が存在するのであれば、すぐさまその負の資産を処理しないと駄目だとも感じた。例えそれが適切な会計基準を超えていても、強引に押し込むべし。それぐらいの意志をもたないと会社の飛躍の芽がつぶれる可能性があるのかと。。。
例えばゴーンの日産の復活もすごい。彼は『日産180』というリバイバルプランにおいて、見事コミットメントの1つであった「連結有利子負債を0にする」という荒業をやってのけた。その他色々な費用をガシガシ引き当てたりして費用の計上を早めたりしたが、いずれにせよ、
一度ウミを全て吐き出した、というのが社内のモチベーションにもものスゴイ『プラス』な影響があったかと。一気に吐き出すことで、翌年以降は上昇するだけである。V字回復も裏を返せば、一度落ちて上がったところは、実は元の位置、という至極当たり前の事実に基づいているのだ。でも余計な資産・負債がなければ後は昇るだけだから見た目は派手に見える。ちなみにそういう
俺も毎晩ウミを吐き出しているのに、それでも吐き足りないというのはどういうことかと・・・・_| ̄|○
ま、そんなキモイ戯言はさておき、上記以外に特に本に同調したのが「社内」で財務諸表を読めない経営管理をやっている人が多いということ。これは私も今痛切に感じていることです。目茶目茶フラストレーション溜まります。新人教育が足りていないからか、はたまたそんなことできなくてもこれだけ会社がデッカクなってきたから必要ないと思われているのか。原因は分からないけど、経理管理という名の下、数字の集計しかしていない人が多すぎですね。全然経営になっていません。P/Lしか見ていないという経営は果たして長続きするのか。まあ恐らくできない、というのが今のソニーの財務諸表と利益が証明しているでしょう。
今回、ソニーは社長が変わるということでガッツリと新社長の中鉢さんには大鉈をふってもらって、改革をしてもらいたいと思います。間接人員は今の半分でもいいと思う。一気にいらないおっさんをクビ切っていかないと、若い連中のやる気もなくなるし、何より今やっている業務が当たり前・高水準、という間違った思想・文化が変わらない。おっさんがいなくなった時に若い人たちが自分たちで考えて経営手法を考えたり、業務を改善していくのがソニー再生に貢献すると信じている。
そんなわけで、FY2005には今B/Sに載っている余計な資産(当然人員含む)などは一気に吐き出すのがよろしいかと思いますが、いかがでしょ?か???>中鉢しゃん
おっと明日から会社だ。がんばろうっと。
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