音楽 続き
さて、一応昨日の続きを書かないとね。
って別に思いつきで書いているからどうやってオチをつけるかがホント大変なんだけどさ・・・。
で、昨日はWalkmanというものが音楽文化を根底から変えてしまったことを話した。つまり
家で聞くいい音質
から
外で聞くそこそこの音質
という変遷である。まあ当然といえば当然なのかもしれない。音質なんて言ったら上にはキリがないほど上があるし、そもそも音質の判断が最終的には主観的な判断になってくる。それに対して「外で聞く」というのは明らかなメリットであり(今となっては、ね。当時はそれが思いつかなかったのが不思議だよね)、そして誰にでも「内⇒外」という変化が分かりやすいのも一つあると思う。
そんなわけで今後『音質』というパラメーターは再び音楽市場のトッププライオリティとなりうるのだろうか?答えは否だと思う。実際CDより音質の良いSACD、DVD-Audioなどというメディアはここ数年各社からアピールされていたが、どれもこれもいまいちパッとしないでそろそろ消えていきそうだ。
これは何を示しているか?
1.恐らく一般人はCDの音質で必要十分だと感じていること
2.そして何より音楽そのものを聞くための「インフラ(機器)」を
今から高い金だして買わない
今から高い金だして買わない
ということではないかな。
確かにCDの音質は十分良い。これであーだーこーだ言う奴はDATでも使ってくれればいいと思う。そしてさらにCDプレーヤーというものが十分行き渡っており、なおかつ手軽に安価で買えるため、CDより音質がいいといううたい文句だけで、それを再生させる機器にわざわざ金は出さない、ということだろう。
それではCDというメディアは今後も存続するのか?
これまた難しい問題になってくる。現状では世界の主要国ではCDの売り上げは減りつつある。原因は色々あるが、主なものとしては違法ファイル交換、および合法な音楽配信サービスだろう。
違法ファイル交換というものはインターネットがある限り、もうその存在を消滅させることはできないと思う。でも実際に俺も以前は相当やっていたが、結局
・思ったようにDLできない
・やっぱり違法
等などの理由で最近はめっきりである。そして同じように一度ははまりながらも自然とやめていく人も最近は多いようだ。ただしいなくなることはないだろう。
さて、同時に合法な音楽配信はどうだろう。欧米ではAppleの推進するiTunes Music Storeが最大勢力であり、1曲99セントで高速にDLできるのはかなり魅力的なサービスである。こういった魅力的なサービスがあれば、違法ファイル交換のユーザーも利便性をとって乗り換えるのも事実である。
さて、これら二つはCDというメディアを駆逐させるほどの魅力があるのだろうか?おそらくなんだかんだいってNoだろう。なぜなら人間の心理として
「物を手に持つ」
という欲は普遍的なものであり、いくら音楽が便利に聴けるかといっても、やっぱりパッケージでもちたい、CDのジャケットを舐めまわすように見たい、などなど。
そんなわけで俺の予想では今後CDの売り上げは落ちては行くものの、ある線で一定に落ち着き、音楽配信と二軸で平行に進んでいくでしょう。
って何当たり前のこと書いているんだ。
俺はそんなことが書きたかったんじゃないのに。。。
でも疲れたから今日はもう寝る。
おやすみ
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