おんがく つづき その3
えー、恐らく誰も読んでいないかもしれないけど、まあとにかく引き続き音楽業界について書いてみようかと。。。
CDのような媒体メディアはまあ駆逐されることなく、恐らく物理メディアを欲しがるという人間の欲望がなくならない限り、その存在はあり続けると思うとこの前書きました。まあ当たり前だよな。
で、俺的にはこの「物理メディア」というのが実は結構好きだったりするんだよね。俺自身は音楽は主にラジオで聞くからCDそのものを買うことはないんだけど、5?6年結構前まだ学生だったころは結構レンタルCD屋とか行ってひたすらMDにダビングしたものだ。気が付けば洋楽からJ?Popまで色々メディアが溜まってたなあ。今聞くとかなり懐かしかったりする。
そしてそんなわけで、実はこの「集める」という行為が好きだったりした。自分でラベルを書いたり、ベスト版を作ってみたり、と。こういうアナログ感って実は重要だなと最近思う。
今でも確かにiTunesを使えばこういうのって秒殺でできちゃうけど、これって便利ではあるけど俺が求めるものとはちょっと違うんだよねえ。さらにはiTunesなら、自分が最近聞いたヤツ、聞いていないヤツ、などなど色々な聞き方ができるけど、これって俺的には「情緒」というか「乙」なものがなさすぎるんだよ。全てが機械的というか何というか。。。
例えば昔だったら
「俺のベスト作ったからちょっと聞いてよ」
的なノリで自分オリジナルのMDとか作ったりして、それを好きな女の子に渡したりすることができた。でも今の時代、CDに焼いて、とかっていうのはあるかもしれないけど、そういう活動自体、最近周りで聞かないんだよね。まあ渡している時点で実は著作権法を違反しているかもしれないけど、その辺はおいておいて・・・。
そんなわけで今後はこういう、「音楽」を共有する、ってのは次なる音楽業界のステージに絶対関わってくると思う。音楽とはもちろん1人で聞いても楽しいものだけど、やっぱりみんなで一緒に聞いたり、その曲についてみんなで語ったりするのも音楽の重要な楽しみだと思う。
ただ、こういうアナログな「メディア」を俺的には重要視しているんだけど、正直「音楽メディア」のみの支配というのはCD自体が若干衰退傾向にあるので無理だと思う。だからこの感覚をデジタル上で実現するのがキーになるかと。
機械的な便利さから、アナログな温もり。
これが次の音楽業界に与えられた使命だと勝手に思ってる今日この頃でした。
ほな
ディスカッション
コメント一覧
ここに愛読者がいるぜーー、何気に毎回、楽しく読んでるので
これからも更新よろしくです。
なんか、だらだらコメント書いてたら、字数多くてアップできないので
2つにわけます。
わたし、デジタル社会をリードしようとしているらしい会社に
所属しているのですが、私自身は超アナログ派なのでこの文章、
非常に共感できます。我々は、幼少時に5段変速のチャリでザリガニ
とりにいったり、近所の公園で野球やったりした最後の世代かも
しれませんな。
変革期にちょうど生まれてきた人間なので、両方の喜びや矛盾を
感じるとともに、これからの更なるデジタルな便利さを追求していく時代に、アナログな楽しみや、無駄なことのありがたみをいかにのっけて
いくかっていうのはテーマだよね。
↓つづく
ぼくは無駄なことをしている時間がとても好きな人間です。
だから、私生活で計画とか立てて行動するのがすごい、苦手。
無駄に生きて、あーなんて無駄な時間だったんだと虚無感にかられつつ、
そんな無駄な時間をすごせるとは、なんて幸せなことなんだと矛盾した
自分を客観的にとらえるのが好きなのです。(一緒に行動する人には
迷惑な話ですが・・・)
それはさておき、先進国の大都市で最近生まれ
てきている人たちは、たとえば音楽であれば、テープやCDなどの
メディアに触らず、最初からI-Podの少年、少女が大半でしょうから、
まったく価値観は違うよね。でも世の中が必然的にそういう方向に
変わっていこうと、根本的に人間が生まれ持っている欲望は形は違えど
本質的には不変なはずで、KMさんの言うように、より便利さを追求する
中にいかにアナログな温もりを乗せていけるかっていうのが非常に大事
だなあと思います。
↓
と、抽象論ですが、常々感じていることだったので、徒然なるままに。
あーって、これ書いてる時間も無駄だなーー KMと話せばいいじゃんと
思いつつも、忙しい時こそ、こういう一見無駄と思われることに
時間を費やしてみたくなるものですね。
まんさく
と、抽象論ですが、常々感じていることだったので、徒然なるままに。
あーって、これ書いてる時間も無駄だなーー KMと話せばいいじゃんと
思いつつも、忙しい時こそ、こういう一見無駄と思われることに
時間を費やしてみたくなるものですね。
まんさく